2023年10月14日土曜日

第6回Body MRI技術研究会

皆さん、横浜栄共済病院の高橋です。第6回Body MRI技術研究会を11/5(日) に開催いたします。昨年のアンケートより今後もDWIBSを中心に聞きたい。またDWIBSの標準化に取り組んでほしいという要望を多くいただきました。今回は皆さまの要望を受けて、標準化を特集することになりました。しかしながら標準化と言っても、なかなか難しい問題があります。メーカーで標準化する際に、各メーカで問題点が違うからです。今回は、まずファーストステップとしてメーカー別でアイデアを出す方法としました。ご参加いただける皆さまにも今回の講演を聞いていただいて、皆さまからもぜひアイデアであったり、良い方法があれば教えていただきたいです。昨年までは、事前録画を流しておりましたが、今年からはライブでの配信とします。より多くの方にご参加いただきたいので本会はWEB開催のみです。オンデマンド視聴もできるようにいたしましたのでぜひご参加ください。
日本磁気専門技術者の方で、認定研究会のポイントを得たい方は、ライブ会に参加してください。ログイン状況を把握させていただきます。オンデマンドのみでの視聴では、視聴状況が把握できないのでポイント付与はできかねます。予めご了承ください。

*日本磁気共鳴専門技術者の方は、JMRTSのサイトから研究会参加登録をお願いします。

チケット購入はこちらから






2022年10月1日土曜日

第5回Body MRI技術研究会のご案内(11/5土 14:00-17:00 )WEB開催オンデマンドあり

第5回Body MRI技術研究会を下記ポスターの日程で開催いたします。今回は保険収載された前立腺がん骨転移のための撮像プロトコールの紹介をメーカ別におこなっていただきます。熱望していました富士フィルムヘルスケアさまも今回より参加していただけることとなりました。これで念願の全社の全身MRIの話が聴けます。

またDWIBS Next StageとしてDWIBSの標準化に向けた取り組みの講演をメインに据えました。われわれの目指すところは全身MRIがどこでもメーカ問わず、同等の画質で撮像されることとしています。特にDWIBSは全身MRIにおける要の撮像方法なので、実現するにはどういった方法があるのか?研究会ですから、そこを今後深掘りしようと考えています。ぜひ皆さんのご意見やお力をお借りしたいと思います。

本会は以前は対面で行っており、昨年はWEBで開催させていただきました。今後の活動は対面ではなくWEB勉強会として継続していこうと考えています。そのほうが多くの方へ伝わるものと考えています。また多くの方の意見を頂戴できる可能性があるからです。

昨年はMedinarというインフラを使いました。今年一杯でMedinarは終了ということで新たにactait-japanさまと契約することになりました。
研究会のインフラはZOOMを用います。
参加される方は、URLまたはQRコードからチケット購入をお願いします。今回はオンデマンド配信もおこなうので600円とさせていただきました。

※日本磁気共鳴専門技術者の方へ
研究会のほうで視聴状況(ライブのみ90%の視聴が必要)を確認します。該当者のみ認定研究会としての参加を認めます。

注意ですが、オンデマンドでは視聴状況はわからないので、認定研究会としての参加は認めません。あらかじめご了承お願いします。

ZOOMの登録名は、認定機構の登録名(本人名)と同じでお願いします。確認作業ができなくなります。

**下記を見て申請をお願いします。

研究会の参加ポイント登録について
研究会参加登録やポイント登録のマニュアル

お問い合わせ mitsumri@gmail.com




2021年9月21日火曜日

第4回Body MRI技術研究会のご案内(10/30 14:00-17:00)

全身MRIの保険収載がなされ、皆さんDWIBSを含む全身MRIに興味を持たれている方も多くいらっしゃるかと思います。Body MRI技術研究会は各メーカでの全身MRIの創意工夫をメーカの垣根を超えて、ユーザ間で共有することで、全身MRIの画質をユーザ全体で高めることを目的としています。ご興味のある方は是非ご参加ください。8000人の会員を持つMedinar上で会を開催します。Medinarの会員でない方は10/23(土)までに参加登録をおこなってください。Medinar会員の方は、期日までに参加費500円をお支払いください。会の中でパスコードをお伝えしますので、メモをしてパスコードを完成させてください。パスコード入力で参加証明書を発行します。本会は日本磁気共鳴専門技術者認定研究会です。全身MRIの保険収載の条件に磁気共鳴専門技術者の名前があります。是非、お誘いの上ご参加ください。お待ちしております。


2019年9月13日金曜日

第3回Body MRI技術研究会

Body MRI技術研究会ですが、Body DWI研究会とは関係のない研究会です。ですがBody DWI研究会が2回開催であることも鑑み、年1回の開催としました。Body MRI=DWIBSを想定して立ち上がった研究会であることは間違いありません。Body MRI における技術、話題について発表・討議し、医療技術の進歩を図るということを研究会の目的に掲げているので、今後の方向性を世話人一同で検討していきます。ぜひ皆さまご期待ください。

 『DWIBS』ってどういった画像なのか?と様々な方とやりとりしているときに出てきた言葉です。確かに.......標準化するにはまずここがないと始まりません。ここはDWIBSの生みの親であります。東海大学医用生体工学科教授の高原太郎先生にお願いしています。Body DWI研究会で某らの解答やアクションがあると思います。
 
 第3回Body MRI技術研究会ではこれからDWIBSを始めるにあたって参考になる講演群を考えました。まず最初はDWIBSとは?難しいお題に対して何が知ら解答を作成します。実際にDWIBSをやるには脂肪抑制や歪みも問題になります。その解決法などを提示します。皆さん知っていましたか?EPIを使わない新しいSPLICEという方法があることを。これを使ってDWIBSが撮影できるようです。一部はこういったプリミティブな内容です。二部は各メーカ別ユーザの創意工夫報告です。メーカごとの特有な癖などがあるので、ぜひこれらを参考にしてDWIBS検査のプロトコールを組んで見てください。WW、WLの標準化の話も盛り込んであります。

 最後はAIを使った臨床応用の話です。アカデミックな話題ですが、わかりやすくコンパクトに30分にまとめてあります。今回はGEヘルスケアさまに会場などお世話になります。赤坂で開催します。TBSもあり、良いところですのでぜひ足を運んでください。先にも書きましたが、今後の方針や、会則などもブログに順次掲載していく予定です。情報はオープンにしていきます。宜しくお願いします。
PDFはここ

2018年11月17日土曜日

第2回Body MRI技術研究会報告

去る10/27(土) 第2回Body MRI技術研究会が首都大学東京荒川キャンパスで行われました。参加者は50名でした。想定していた人数より参加者が少なく残念でしたが、活発な議論が行われてとてもよかったと思います。ご参加いただきました皆さまありがとうございました。ここの会場はひな壇でスライドも大きく見えて、会場は最高です。われわれの研究会はほぼ手弁当で運営しているのでとてもありがたいです。
受付ではこのように手書きの案内板が....当研究会らしくとても気に入っています。
会場は余裕がありました。
世話人代表で横浜栄共済病院 高橋から挨拶させていただきました。冒頭のスライド(コマーシャルも自分で作成しました)富士製薬、GEヘルスケア・ジャパン、シーメンスヘルスケア、フィリップスジャパン、キヤノンメディカルシステムズさまありがとうございました。
今回もアミンさまに大変お世話になりました。アミン松澤さんによるZiostation2 最新技術の紹介をいただきました。
今回は電子資料を用意しました。1000円という高い参加費ですが、500円は電子資料の費用です。最初から付いていますので、リアルタイムに資料を見ることができます。研究会は終了しましたが、同様に1000円で資料を見ることが可能です。是非こちらにアクセスください。ハートオーガナイゼーション社の田中さんから参加登録方法の説明をおこなっていただきました。後から参加されるかたもいましたので、会の中盤にも行っていただきました。
各社のDWIの特徴ということで、日立製作所以外のMRI装置のDWIシーケンスの特徴を世話人から発表させていただきました。GEは横浜栄共済病院の高橋から、シーメンスは東京慈恵医大柏病院の北川さんでした。主にResolveの話でした。原理の部分の詳細に説明がありましたが、ecasebookで是非皆さん質問してみてくださいね。
キヤノンの説明は、等潤病院の松島さんでした。メーカーが違うと解釈も違うということで、様々な違いが大変面白かったです。これは逆のことも言えますね。キヤノンのユーザからGEやシーメンスを見るとどう映るのか?とても面白いですね。ecasebookで是非皆さん質問してみてくださいね。
フィリップのDWIの基礎は東千葉メディカルセンターの坂井さんでした。TSE-DWIやMulti Bandの話もありました。ecasebookで是非皆さん質問してみてくださいね。
各社のDWIの特徴の説明が終わったので、各社ユーザによる実際のDWIBSのやり方を説明してもらいました。まず、GEは川崎幸病院の中さんでした。詳細はecasebookをご利用くださいね。
シーメンスは昭和大学江東豊洲病院の勝又さんでした。詳細はecasebookをご覧ください。
フィリップスは東海大学付属病院の高野さんでした。ecasebookで是非皆さん質問してみてくださいね。
最後はキヤノンユーザ、北柏リハビリ病院の金井さんでした。金井さんの創意工夫は必見です。是非皆さんecasebookをご利用ください。

世話人の鹿児島医療技術専門学校の平原さんからはDWIBSの問題点をレクチャーいただきました。腸管信号抑制法の一提案をいただきました。これは会場に来た方だけの情報でした。是非やってみてくださいね。

会場から多くの質問をいただきました。ありがとうございました。
上尾中央総合病院の石川さん

演者でもありました。東海大学付属病院の高野さん 
世話人の坂井さんも質問していました。 
 1部 座長の北川さんと平原さん
 2部 座長の坂井さんと松島さん
質問に答える金井さんと高野さん

次回は来年の10月後半を予定しています。DWIBSのWW, WLの標準化とかできれば良いかな?とも思っています。是非皆さん、Body DWI研究会は重要ですが、Body MRI技術研究会も宜しくお願いします。

































































2018年9月21日金曜日

第2回Body MRI技術研究会

第2回Body MRI技術研究会が開催されます!
2018年10月27日(土) 13時から
首都大学東京 荒川キャンパスです。
内容は各社のDWIBSの実状のついて、各エキスパートの先生より、お話しいただきます。
実際にどうやって検査をおこなっていくのか?わかりやすく解説をしていただきます。初学者の方歓迎です。各メーカーごとに行います。

また各社のDWIの特徴についての講演もありますので、
そちらもお楽しみに!こちらは世話人のほうで皆さまにわかりやすく解説します。
今回はすぐに資料を見られる(スマホやPCで)仕組み(ecasebook)を作成しました。実際のやり方も教えていただける予定をしています。会の途中でも資料が見られます。終わった後でも、SNSを使っているかのように討論できます。
是非ご期待ください。
しっかり質疑応答・討論の時間を確保していますので
そこで話された内容が勉強になることを期待しています。
是非ともみなさま ご参集のほど宜しくお願い致します!!

PDFはここ

2018年4月1日日曜日

第1回Body MRI技術研究会報告

第1回Body MRI技術研究会終了しました。東京:八重洲ホール201号室で開催しました。
参加人数はとても心配したのですが、満員御礼73名の参加でした。参加いただいた皆さまありがとうございました。
アミンの帆足さまから、「Body MRI, Body DWIに必要なソフトの紹介」ということで、ZIOSTATION2のBODY MRI技術のお話をいただきました。
まずは、Computed DWIの説明をくださいました。これはもうすでに皆さんご存知ですよね。例えばb0とb1000を撮影したとします。内挿してb500や800、外挿してb1500, 2000それに3000という画像を作り出すことができます。ADCのエラー値(負のADC値)を削除する機能を用いることでノイズを押さえたComputed DWIの画像を作り出すことが可能です。もう一つはADCヒストグラム解析です。治療前後で解析することで、治療効果判定に使うことを目的としていいます
最後はマルチステーション結合です。この画像のようにDWIBSの各ステーションをいとも簡単に結合してくれるアプリケーションです。頸部のコイルは高感度、胸部は低感度であたとしても自動で濃度調整して、結合してくれます。
RealiZeはザイオソフト社がPhyZiodynamics技術から派生したアルゴリズムを利用して、これまで培った器官の形状の認識、接近する器官の分別の技術を発展させた三次元形状認識技術です。CT値を元にしたエクステンダー、アイソレーターといった技術に、RealiZeは更に、PhyZiodynamics技術を利用して新たなアルゴリズムをこれらに加えました。つまり分離機能や抽出機能が向上したということです。
司会・進行は世話人である。東千葉メディカルセンターの坂井さんにおこなっていただきました。急な司会をお願いしたのにも関わらず、素晴らしい司会進行でした。ありがとうございました。
トップバッターはキヤノンメディカルシステムズのユーザです。「キヤノンでもいける?Direct Coronal DWIBS」ということで 草加市立病院の佐藤さんと等潤病院の松島さんがコンビ発表をしてくれました。このコンビ発表も新しい試みです。佐藤さんは1.5Tでの工夫、松島さんは3.0Tでの工夫でした。佐藤さんはファントム実験など歪に対しての撮像パラメータを調査してくれました。とても面白かったのはキヤノンでは、周波数マトリクスを変更しても歪みに全く影響がないということでした。これはサンプリング時間が同じでBWが自動的に調整されるためであることが判明しました。メーカごとで違うのでこれもBody MRI技術研究会をおこなって、よかったと思いました。佐藤さんはPIを用いず、位相方向をSIに設定しているということでした。
3.0Tは松島さんでした。SI方向を位相に設定するのは同じでした。感度MAPを撮像中心に設定することで画質が向上したということでした。またSI方向の感度領域を絞り撮像するのでステーションは5くらいになるということでした。
GEユーザは横浜南共済病院の南さんと横浜栄共済病院の高橋のコンビ発表でした。「DWIBSの脂肪抑制効果と現場の工夫」ということで発表させていただきました。南さんは25cmのファントムを作成(中性洗剤+ピーナツオイル)して脂肪抑制効果を調べました。1.5TではSTIR onlyで良い効果を得られましたが、3.0TではSTIR+SSRFで一番良い結果を得られたということでした。残存脂肪は低いADCの影響も絡んで、高い信号強度となり、それが大きくケミカルシフトをおこすということが問題です。
高橋は当院の現状と、この画像のようにケミカルシフトとなった高信号の脂肪はMIPをすると障害陰影となり画質を落とすため、VR削除などを利用して、脂肪を削除する必要がある旨を説明しました。また前述した、ZIOのマルチステーション結合を利用することで非常に簡便に画像を作成することができること、ローテータで回ってきた技師でもある程度作成できることを説明しました。
最後はシーメンスユーザで関東中央病院の増田さんが「Whole body MRI検査について」ということで発表してくれました。1.5Tと3.0Tを持っていますが3.0Tを使ってDWIBSを行っているということでした。増田さんは関東中央病院の検査概要から、PETとの比較、脂肪抑制のことなど多岐に渡って説明してくれました。SSGR+STIRの組合わせが一番良いということでした。SSGRの利用経験がないのでとても興味深い内容でした。頸部ではバリウムPadという磁場不均一補正補助具を使用しているということでした。これを用いることでSSGRも影響がないのでしょうか?とても良い工夫だと思いますPixSpaceのBD-scoreを用いて定量評価をおこなっているということでした。このソフトも治療効果判定に用いることができます。動画はここ
フロアーから多くの質問がありました。皆さまありがとうございました。DWIBSの父、東海大学の高原太郎先生もご参加くださいました。サプライズでした。
最後に、勉強会のイノベーションであるecasebookに関してHeart Organizationの田中さんから説明がありました。勉強会が終わった後に上記の画像のように演者のスライドをアップロードして、facebookのように質問ができる。また質問を読むことができる。演者から解答が読めるサービスです。こういう機能を利用したいか?という問いかけに、4割の方が利用してみたいということでした。DWIBSのことをもっともっと現場の人間が語ろう!ということが目的なのでこのサービスを検討してみようと思います。また決まりましたら皆さまいご報告いたします。第2回は10/27(土)に首都大学東京荒川キャンパスで開催します。また東海大学 高原太郎先生が主管の第9回Body DWI研究会は8/26(日)同じく首都大学東京荒川キャンパスで開催予定です。是非こちらもご参加ください。

富士製薬さまには研究会のパンフの配布を手伝っていただきました。
GEヘルスケアジャパン・シーメンスヘルスケア・キヤノンメディカルシステムズ、そしてアミン株式会社さまと共催させていただきました。各社の皆さまありがとうございました。